商品無料仕入れ戦隊『電脳卸』

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

家庭用ロボットの脱力

「ロボットの家庭の進出」なんて、つい数年前まではアニメかSF映画の話でしたが、いつのまにかニュースに二足歩行ロボットが出てもだれも驚かない時代が到来し、日本ではすでに大手メーカーが家庭用サービスロボットの開発に乗り出したりしています。(富士通、松下etc)

といっても、ロボットが本当に自分のうちで働いている姿を想像すると、やっぱり不安があります。さすがに、「暴走して襲い掛かってきたらどうしよう」なんてSFじみた心配まで家庭進出されたのではかないません。

これは、ロボットという言葉を初めて使ったといわれているチェコの戯曲「RUR」の時代から続く、ある意味人間の根源的な恐怖です。

「人工物が人間に近づいていくという恐怖」

「自分達に近い存在でありながら、どこかが違うという不安」

「いつか、人類を越える存在になるのではないかという焦燥感」

・・・・つきつめると、それらは人種差別にも通じる自分勝手な感情だったりします。日本には奴隷やメイドなどの制度はありませんが、実際にはそれに類する階級は存在していました。結局その手の不安は人間がロボットを対等に扱うかどうかという問題に帰結するともいえます。

とはいえ、留学生の友人やドイツの大学に行っていた知人なんかの話を聞いていると、日本人はそういう感覚が比較的薄いようです。やはり、サブカルチャーの違いが大きいように思います。

しかし、実際問題としてASIMOやプロメテ(HRP-2 PROMET)みたいなロボットが人間の家庭で働いても危険は無いのでしょうか?

複雑な動作をするロボットを作ったことのある人ならば誰でも経験するように、この手の制御には暴走がつき物です。当然、バグフィックスがうまくいっていなければ家庭で暴走する可能性もあります。

「アマチュアとはちがうだろう」とか
「大手メーカーが一般家庭用に開発するロボットだから、それは無いだろう」

とお思いの方もいるかも知れません。しかし、複雑なプログラムをバグなしに開発することなど不可能です。現に、世界的シェアを誇る大手、マイクロソフトのOSには毎月のように致命的なバグが見つかっており、バグフィックス前に被害を受けているユーザも多く存在します。もしこれがロボットの話であれば、人身事故につながる可能性もあり、大変危険です。

具体的には、
①:ロボットの重量
②:移動速度
③:関節部分の隙間の広さ
④:アクチュエータの出力

などの危険要素が考えられます。たとえば、すでに実用化されている富士通のオフィス用ロボット「enon」では関節部分にかかる負荷を監視して自動でアームの力を抜いたり、ハンドの材料をウレタンゴムに変更するなどの方法で腕部の安全性を確保しているそうです。また、自律走行時の障害物検知センサの数を増やし、底部のバンパ・スイッチなどを併用することで、接触時に緊急停止できるようになっています。

ただ、これらの問題は未だ各研究機関で検討されている段階であり、特に法的なガイドラインは定められていません。韓国ではすでに「ロボット憲章」なるものの策定が始まっているそうですが、内容は単に開発奨励のための宣言という趣が強いように感じられます。おそらく、日本での法整備は実際に家庭用ロボットの市場が確立されてからになることでしょう。

ソース:韓国がつくる世界初の「ロボット憲章」
ソース:富士通フロンテックなどのサービスロボットを...
スポンサーサイト

テーマ : サイエンス・ニュース - ジャンル : ニュース

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。